专利摘要:
車両用複合サスペンションシステムは、車軸に対して車両のボディを支持する機械サスペンションシステムと、車軸に対して選択的にボディの支持を提供する空気サスペンションシステムとを含む。高負荷下では、空気サスペンションシステムを膨張させ、車軸に対してボディを支持する。高負荷下にないときは、機械サスペンションシステムによって提供される支持と干渉しないように、空気サスペンションシステムを非膨張状態にする。コントロールシステムが、空気サスペンションシステムを膨張させるために、空気サスペンションシステムに接続されたコンプレッサを制御する。コントロールシステムは、コントロールシステムは、空気サスペンションシステムを非膨張状態にするための、空気サスペンションシステムの真空源へのアクセスを制御する。
公开号:JP2011516322A
申请号:JP2011500967
申请日:2009-03-19
公开日:2011-05-26
发明作者:ヴァーノン;ジェフリー マリカン;ヴァーノン;ティー マリカン
申请人:ティーエルシー サスペンションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー;
IPC主号:B60G11-46
专利说明:

[0001] 本発明は、車両用のサスペンションシステムに関する。ここで使用される「車両」の用語は、乗用車、SUV車、ピックアップトラック、商用トラック、バス、バン、RV車、キャンピングカー、農業用車両、並びに馬、ボート、車及び他の荷物を運ぶ、エンジンを備えないトレーラーを含むが、これらに限定されない。]
[0002] 車両の出現以来、十分な持ち上げ性能、車両の安定性、及び優れたハンドリングを提供することによって、乗員の快適さだけではなく、構造的一体性及び内容物の美観を維持するために、車両の乗り心地を向上させるための多数のサスペンションシステムが考案されてきた。例えば、1900年代初期から使用されている、エンジンを備えた車両は、トレーラーのようなある種の、エンジンを備えていない車両で使用されているような、簡単な板バネリアサスペンションシステムを使用していた。実際には、限定されないが、ピックアップトラック、バン、SUV、商用トラック、及びトレーラーを含むかなり多くの現代の車両が、簡単な板バネリアサスペンションシステムを使い続けている。なかには、コイルバネサスペンションを使用している車両もある。]
[0003] 簡単な板バネ又はコイルバネリアサスペンションシステムの他に、種々の車種の種々のサスペンションシステムでは、空気バネが長く使用されている。空気バネを採用した公知のサスペンションシステムでは、空気バネは、頂部と底部が車両の支持部材にしっかりと取り付けられている。これらのシステムは、典型的に、非常に高い気圧を必要とし、これは、空気バネを堅くし、従って空気サスペンションの乗り心地を固く(stiff)する。空気バネを採用したシステムは、重い荷物を運び、又は牽引する追加の利点を提供するが、乗り心地は一般的に固い(stiffer)。従って、空気バネシステムは、重い荷物を運ぶことはできるが、乗員の乗り心地を犠牲にし、これは、重い荷物を運んでいない間は正当化することはできない。]
発明が解決しようとする課題

[0004] 重い荷物を運んでいるときの、運搬能力及び安定性を向上させるために、種々の改造部品デバイスが開発された。一般的に、荷物を積んだときに、十分な持ち上げをもたらすのに足りる強さを有するサスペンションシステムは、荷物を載せていないときに乗り心地を固くする。荷物を載せていないときに干渉しないサスペンションシステムは、荷物を積んだときに十分な持ち上げを提供するのに強さが足りない。その上、殆どの車両では、二つ以上のサスペンションシステムのために十分なスペースがない。いくつかのシステムは、非常に簡単且つ容易に既存の車両に追加できるが、他のものは、標準の「original equipment manufacturer (OEM)」製品の著しい修正を必要とし、及び/又は複雑な装着を必要とする。]
[0005] 従って、本発明の目的は、既存の車両の乗り心地、及び載荷能力を有し、容易に装着でき、車両に予め装着されたサスペンションシステムと干渉しないレトロフィットサスペンションシステムを提供することである。このシステムは、新しい車両に組み込むことで乗り心地、ハンドリング、及び載荷性能を向上させることもできる。本発明の他の目的は、車両の操作者が必要に応じて係合させ且つ分離させることができる、「オンデマンド」及び/又は「スタンバイ」サスペンションシステムを提供することである。]
[0006] 本発明は、これらのニーズを満たし、他の関連する利点を提供する。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、機械サスペンションシステムと空気サスペンションシステムを備える、車両用の複合サスペンションシステムに向けられる。機械サスペンションシステムは、車両のボディを車軸に連結する。空気サスペンションシステムは、膨張状態と非膨張状態とをとることができる。膨張状態では、空気サスペンションシステムは、車軸に対して車両のボディを支持する。非膨張状態では、空気サスペンションシステムは、車軸に対してボディを支持しない。]
[0008] 機械サスペンションシステムは、板バネサスペンション、コイルバネサスペンション、又はショックアブゾーバで構成される。好ましくは、空気サスペンションシステムは、ボディに支持され、又は車軸に隣接して支持される空気バネサスペンションで構成される。複合サスペンションシステムは、車軸に隣接し、且つボディが機械サスペンションシステムに取り付けられたときに、所定距離だけ離れてボディの下に取り付けられた支持ブラケットを備える。支持ブラケットの上側又はボディの下側に、膨張状態の空気サスペンションシステムを受け入れるための支持リング、バー又は他の構造を含んでいてもよい。]
[0009] 空気サスペンションシステムは、空気サスペンションシステムを膨張させ、又は非膨張にするためのコントロールシステムを備える。好ましくは、コントロールシステムは、空気サスペンションシステムに取り付けられた空気管と、空気管を空気コンプレッサに連結する第1ホースと、空気管を真空源又は負圧源に連結し、これらの間にバルブを有する第2ホースとを備える。]
[0010] 複合サスペンションシステムは、コンプレッサ及びバルブを制御するためのコントロールパネルをさらに備える。好ましくは、コントロールパネルは、車両のパッセンジャーコンパートメントに取り付けられる。コントロールシステムを使用することで、最適な圧力及びボディ高さが得られるまで空気コンプレッサを起動して空気サスペンションシステムを膨張させ、且つバルブを閉じる。逆に言えば、空気サスペンションシステムは、バルブを開けることで非膨張状態になる。空気サスペンションシステム又は空気バネを最低高さまで収縮させるために、通常車両のエンジンに備えられている真空源又は負圧源がコントロールシステムに導入される。これは、空気サスペンションが「スタンバイ」状態にあるときに、最大のクリアランスをもたらすことを可能にする。]
[0011] 本発明の他の特徴及び利点は、本発明の特性を例示的に示す添付図面に関連した以下のより詳細な説明から明らかになる。]
[0012] 添付図面は、本発明を例示する。]
図面の簡単な説明

[0013] 本発明による複合サスペンションシステムの好ましい実施形態を上から見た斜視図である。
空気バネサスペンションのコントロールシステムの構成を示す模式的線図である。
本発明による複合サスペンションシステムの好ましい実施形態の空気バネサスペンションの近接斜視図であり、空気バネサスペンションは、非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの好ましい実施形態の空気バネサスペンションの近接斜視図であり、空気バネサスペンションは、膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの好ましい実施形態の空気バネサスペンションの背面図であり、空気バネサスペンションは、非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの好ましい実施形態の空気バネサスペンションの背面図であり、空気バネサスペンションは、膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションが非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションが膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる変形の実施形態の上から見た斜視図である。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる変形の実施形態の側面図であり、空気バネサスペンションは非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる変形の実施形態の側面図であり、空気バネサスペンションは膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは非膨張状態にある。
本発明による複合サスペンションシステムの更なる別の変形の実施形態の背面図であり、空気バネサスペンションは膨張状態にある。]
実施例

[0014] 本発明は、既存のサスペンションシステムに対して優れた乗り心地及び載荷性能を提供する、車両用の複合サスペンションシステムに関する。より具体的には、図1−17に全体的に示すように、本発明は、機械サスペンションシステムと、選択的に係合され又は切り離される空気サスペンションシステムとを備える複合サスペンションシステムに向けられる。] 図1
[0015] 図1は、本発明の複合サスペンションシステム10の好ましい実施形態を示す。この実施形態では、機械サスペンションシステム14、この場合は板バネサスペンションを有する車軸12を示す。機械サスペンションシステム14は、今日使用されている既存の方法で車軸12に固定されている。機械サスペンションシステム14は、その端部が、車両のフレーム/ボディ16に固定される。この方法で、機械サスペンションシステム14は、従来の方法によりフレーム/ボディを支持する。] 図1
[0016] 複合サスペンションシステム10は、この場合は空気バネからなる空気サスペンションシステム18を含む。空気バネ18は、図1及び3−6に示すように、フレーム/ボディ16の下側に取り付けられている。変形例として、空気バネ18を、車軸12の上に取り付けられた支持ブラケット20の上面に取り付けてもよい。図1は、板バネ14上にクランプ留めされ、又は板バネ14の周りにクランプ留めされた支持ブラケット20を示す。支持ブラケット20は、車軸12に対して固定され、動かないようになっていれば、どんな方法で取り付けられてもよい。このような取り付け方法の例が、本願に援用する米国特許第7500688号明細書に説明されている。支持ブラケット12を車軸12に直接取り付けるのが望ましくないこともある。この場合、アダプタプレート(図示せず)が必要となる。さらに、支持ブラケット20が車軸12のユニバーサルジョイントのような車両の既存の構造に適合するように支持ブラケット20の形状を修正、即ちオフセットさせる必要がある場合がある。このような修正は、当該技術の通常の技術の範囲内である。] 図1
[0017] 図1、5及び6は、支持ブラケット20上の支持リング22を示す。支持リング22は、以下でさらに説明するような膨張状態のときに、空気バネ18の端を受け入れるものである。支持リング22は、空気バネ18が支持ブラケット20に取り付けられ、膨張したときにフレーム/ボディ16に向かって上向きに伸びる場合には、フレーム/ボディ16の下側に取り付けられていてもよい。支持リング22は、支持ブラケット20又はフレーム/ボディ16に対する空気バネ18の安定性を増すための選択的な特徴である。図3及び4に示すように、支持リング22を、支持ブラケット20又はフレーム/ボディ16から完全に排除してもよい。] 図1 図3
[0018] 空気バネ18は、膨張状態と非膨張状態とをとることができる。図1、3、5及び7は、非膨張状態又はスタンバイ状態の空気バネ18を示す。空気バネ18が非膨張状態のとき、空気バネは、車軸12に対してフレーム/ボディ16を支持しない。換言すれば、空気バネ18は、フレーム/ボディ16及び支持ブラケット20と接触しない。従って、非膨張状態のとき空気バネ18は、ボディ16を支持せず、板バネ14だけが支持を行う。] 図1
[0019] 空気バネ18が膨張したとき、空気バネ18は、車軸12に対してフレーム/ボディ16を支持する。空気バネ18は、膨張状態にあるときに、フレーム/ボディ16と支持ブラケット20の両方に接触するのに十分な大きさである。この方法により、空気バネ18は、板バネ14によってもたらされる支持に加えて、フレーム/ボディ16に支持をもたらす。空気バネ18によってもたらされる追加の支持は、車両が、板バネサスペンション14単独では重過ぎる重い荷物を運んでいるときに特に有用である。]
[0020] 図2は、空気サスペンションシステム18の膨張及び非膨張を制御するコントロールシステムを示す。空気管24が取り付けられた空気バネ18を示す。空気管24に取り付けられた第1ホース26及び第2ホース28を、模式的に示す。第1ホース26は、空気管24からコンプレッサ30まで延びる。コンプレッサ30は、空気バネ18を膨張させるために使用する空気を提供する。コンプレッサ30は、車両のパッセンジャーコンパートメント又は車両の外表面に取り付けられたコントロールパネル32に接続される。コントロールパネル32は、空気バネ18を膨張させるか、又は非膨張状態にするかに応じてコンプレッサ30の操作を制御する。ユーザが空気バネ18内の気圧を制御できるように、気圧ゲージ34が、コントロールパネル32に含まれる。] 図2
[0021] 第2ホース28は、空気管24から、真空又は負圧源38に連結されたバルブ36まで延びている。バルブ36は、コントロールパネル32に、操作可能に連結される。この方法により、コントロールパネル32は、バルブ36を開閉するときに制御することができる。コントロールパネル32は、真空源38が空気バネをしぼませるためにシステムから空気を吸い出すことが許可されたときに制御を行うように、真空源に、操作可能に連結される。]
[0022] 空気バネ18を膨張させるために、コントロールパネル32は、第1ホース26と空気管24を通して空気バネ18に空気を圧送するコンプレッサ30を起動する。同時に、コントロールパネルは、バルブ36を閉じて、真空又は負圧源38に接続された、空気管24から第2ホース28への空気の流れを妨げる。この構成では、コンプレッサ30は、空気バネ18が所望の圧力まで膨張されて所望の車体高さが得られるまで空気バネ18に空気を圧送し、次いで、コントロールパネル32は、コンプレッサ30を切る。空気バネ18は、バルブ36を開いて空気バネを真空又は負圧源38と流体連通させることで非膨張状態になる。真空又は負圧源38は、開いたバルブ36、第2ホース28及び空気管24を通じて空気バネ18から空気を吸出し、空気バネ18を最小高さに収縮させる。これは、空気サスペンションシステムが「スタンバイ」状態にあるときに最大のクリアランスをもたらす。真空又は負圧源38は、エンジンの真空源のような、車両の既存の真空源を含む。変形として、真空源は、負圧を発生させて空気バネ18から空気を吸い出すように設計され、車両に装着された追加のコンポーネントからなっていてもよい。空気管24、第1ホース26、第2ホース28、空気コンプレッサ30、バルブ36、及び真空源38は、空気サスペンションシステム18用のコントロールシステム40を構成する。]
[0023] 図9、10、及び11は、本発明の複合サスペンションシステム10の変形の実施形態を示す。この実施形態における、先の好ましい実施形態からの違いは、支持ブラケット20、及び支持ブラケット20の車軸12又は機械サスペンションシステム14への連結の仕方である。この実施形態では、支持ブラケット20は、車軸を横切って一つの機械サスペンションシステム14から、車軸12の他端にある、対の一方をなす機械サスペンションシステム14まで延びていない。図9、10、及び11に示すように機械サスペンションシステム14が角度を持って配置されたときに、オフセットブラケット42が、支持ブラケット20を本質的に水平状態で取り付けるのを可能にする。これらの図に示すように、オフセットブラケット42は、支持ブラケット20の一方の側が、他方の側よりも高くなるように取り付けられている。支持ブラケット20は、オフセットブラケット42の異なる位置での取り付けをもたらすための調整孔43を備えている。この構成は、支持ブラケット20の上に、図11に示すように膨張したときに空気バネ18を受け入れるため、又は他の図面に示すように空気バネ18を取り付けるための本質的に水平な面をもたらすことを保証する。本質的に水平な面は、空気サスペンションシステム18によってもたらされる、より顕著な安定性及び支持を保証する。] 図11 図9
[0024] 図12−15は、本発明の複合サスペンションシステム10の追加の変形の実施形態を示す。最も重要な差異は、機械サスペンションシステム14の構成である。これらの図面では、機械サスペンションシステム14は、コイルスプリング及び/又はショックアブゾーバとして示される。これらのようなコイルスプリングは、以前から従来のサスペンションシステムで使われている。] 図12
[0025] 他の差異は、支持ブラケット20の構成である。コイルバネ14が車軸12に取り付けられている方法を検討すると、板バネの使用時に許容されていたよりも車軸の中央に近い位置で、支持ブラケット20を車軸12に取り付ける必要がある。他の点では、支持ブラケット20の構成は、先の実施形態と本質的に同じである。図12及び14に示すように、空気サスペンションシステム又は空気バネ18は、フレーム/ボディ16の下側又は支持ブラケット20の上側の何れかに取り付けられる。いずれの場合にも、図13及び15に示すように、空気バネ18が膨張したとき、空気バネは、フレーム/ボディ16及び支持ブラケット20の両方に接触する。] 図12 図13
[0026] 図14及び15は、本発明の複合サスペンションシステム10の他のバリエーションを示す。複合サスペンションシステム10の追加の支持をもたらすゴムパッド44を含んでいてもよい。ゴムパッド44は、空気バネ18を膨張させる前に、車両フレーム/ボディ16に加えられる荷重によってコイルバネ14が完全に圧縮されないように構成されている。ゴムパッド44は、荷重下にあるときに、支持ブラケット20又はフレーム/ボディ16の下の他の面に接触する。ゴムパッド44は、複合サスペンションシステムの操作に必須のものではなく、省略するこができる。] 図14
[0027] 図16及び17は、本発明の複合サスペンションシステム10の更なるバリエーションを示す。この実施形態では、支持ブラケット20は、独立した2つの支持ブラケット46を備えている。独立した各支持ブラケット46は、車軸12の上に取り付けられており、空気サスペンションシステム18の各々の空気バネ18を独立して支持するように構成されている。図16は、非膨張状態の空気サスペンションシステム18を示す。図17は、膨張状態の空気サスペンションシステム18を示す。図示されないが、空気サスペンションシステム18は、ボディ16の下側に取り付けられており、膨張したときに独立した支持ブラケット46に向けて下向きに伸びるようになっている。] 図16 図17
[0028] いくつかの実施形態を、例示の目的で詳細に説明したが、本発明の趣旨を逸脱せずに種々の修正を行うことができる。従って、本発明は、添付した特許請求の範囲を除くものに限定されるものではない。]
权利要求:

請求項1
車両用の複合サスペンションシステムであって、車両のボディを車軸に連結する機械サスペンションシステムと、膨張状態と非膨張状態の間で移動可能な空気サスペンションシステムとを備え、空気サスペンションシステムは、ボディと車軸の間に延び、且つ膨張状態においてボディに対して車軸を支持し、非膨張状態のときに、ボディに対して車軸を支持せず、ボディ及び車軸の一方から切り離される、複合サスペンションシステム。
請求項2
空気サスペンションシステムは、空気バネサスペンションで構成される、請求項1に記載の複合サスペンションシステム。
請求項3
機械サスペンションシステムは、板バネサスペンション、コイルバネサスペンション、又はショックアブゾーバで構成される、請求項1に記載の複合サスペンションシステム。
請求項4
空気サスペンションシステムは、ボディに支持され、又は車軸に隣接して支持される、請求項1に記載の複合サスペンションシステム。
請求項5
車軸に隣接し、且つボディが機械サスペンションシステムに取り付けられたときに、所定距離だけ離れてボディの下に取り付けられた支持ブラケットを備える、請求項1に記載の複合サスペンションシステム。
請求項6
支持ブラケットの上側又はボディの下側の何れかに、膨張したときに空気サスペンションシステムを受け入れる支持リングを備える、請求項5に記載の複合サスペンションシステム。
請求項7
空気サスペンションシステムを膨張させ又は非膨張状態にするためのコントロールシステムをさらに備える、請求項1に記載の複合サスペンションシステム。
請求項8
コントロールシステムは、空気サスペンションシステムに取り付けられた空気管と、空気管を空気コンプレッサに連結する第1ホースと、空気管を真空源又は負圧源に連結し、これらの間にバルブを有する第2ホースとを備える、請求項7に記載の複合サスペンションシステム。
請求項9
コンプレッサ及びバルブを制御するためのコントロールパネルをさらに備える、請求項8に記載の複合サスペンションシステム。
請求項10
空気サスペンションシステムは、空気コンプレッサを起動し、バルブを閉じることによって膨張し、空気コンプレッサを切り、バルブを開けることによって非膨張状態になる、請求項8に記載の複合サスペンションシステム。
請求項11
真空源又は負圧源は、車両エンジンの真空源で構成される、請求項8に記載の複合サスペンションシステム。
請求項12
車両用の複合サスペンションシステムであって、車両のボディを車軸に連結する機械サスペンションシステムと、ボディによって、又は車軸に隣接して、の一方によって支持され、且つ膨張状態と非膨張状態との間で移動可能な空気バネサスペンションシステムとを備え、空気バネサスペンションシステムは、膨張したときに、ボディと車軸の間で延び、且つ車軸に対してボディを支持し、非膨張状態のときに車軸に対してボディを支持しない、複合サスペンションシステム。
請求項13
機械サスペンションシステムは、板バネサスペンション、コイルバネサスペンション、又はショックアブゾーバで構成される、請求項12に記載の複合サスペンションシステム。
請求項14
車軸に隣接し、且つボディが機械サスペンションシステムに取り付けられたときに、所定距離だけ離れてボディの下に取り付けられた支持ブラケットを備える、請求項12に記載の複合サスペンションシステム。
請求項15
支持ブラケットの上側又はボディの下側の何れかに、膨張したときに空気サスペンションシステムを受け入れる支持リングを備える、請求項14に記載の複合サスペンションシステム。
請求項16
空気サスペンションシステムを膨張させ又は非膨張状態にするためのコントロールシステムをさらに備える、請求項12に記載の複合サスペンションシステム。
請求項17
コントロールシステムは、空気サスペンションシステムに取り付けられた空気管と、空気管を空気コンプレッサに連結する第1ホースと、空気管を真空源又は負圧源に連結し、これらの間にバルブを有する第2ホースとを備える、請求項16に記載の複合サスペンションシステム。
請求項18
コンプレッサ及びバルブを制御するためのコントロールパネルをさらに備える、請求項17に記載の複合サスペンションシステム。
請求項19
空気バネサスペンションシステムは、空気コンプレッサを起動し、バルブを閉じることによって膨張し、空気コンプレッサを切り、バルブを開けることによって非膨張状態になる、請求項17に記載の複合サスペンションシステム。
請求項20
真空源又は負圧源は、車両エンジンの真空源で構成される、請求項17に記載の複合サスペンションシステム。
請求項21
車両用の複合サスペンションシステムであって、車両のボディを車軸に連結する、板バネ、コイルバネ、又はショックアブゾーバサスペンションシステムと、車軸に隣接し、且つボディが板バネサスペンションシステム又はコイルバネサスペンションシステムに取り付けられたときに、所定距離だけ離れてボディの下に取り付けられた支持ブラケットと、ボディによって支持され、又は車軸に隣接して支持され、膨張状態と非膨張状態の間で移動可能な空気バネサスペンションシステムを備え、該空気バネサスペンションシステムは、膨張したときにボディを車軸に対して支持し、非膨張状態のときにボディを車軸に対して支持しない、複合サスペンションシステム。
請求項22
支持ブラケットの上側又はボディの下側の何れかに、膨張したときに空気サスペンションシステムを受け入れる支持リングを備える、請求項21に記載の複合サスペンションシステム。
請求項23
空気サスペンションシステムを膨張させ又は非膨張状態にするためのコントロールシステムをさらに備える、請求項21に記載の複合サスペンションシステム。
請求項24
コントロールシステムは、空気サスペンションシステムに取り付けられた空気管と、空気管を空気コンプレッサに連結する第1ホースと、空気管を真空源又は負圧源に連結し、これらの間にバルブを有する第2ホースとを備える、請求項23に記載の複合サスペンションシステム。
請求項25
コンプレッサ及びバルブを制御するためのコントロールパネルをさらに備える、請求項24に記載の複合サスペンションシステム。
請求項26
空気バネサスペンションシステムは、空気コンプレッサを起動し、バルブを閉じることによって膨張し、空気コンプレッサを切り、バルブを開けることによって非膨張状態になる、請求項24に記載の複合サスペンションシステム。
請求項27
真空源又は負圧源は、車両エンジンの真空源で構成される、請求項24に記載の複合サスペンションシステム。
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